第二種電気工事士の技能試験については当サイト内記事の「第二種電気工事士の試験概要」でもご紹介している通り、毎年1月頃にその年度の試験に出る候補問題(13問)が公表されます。
なので、その問題さえキッチリやっておけば合格することはそれほど難しくはないです。
と、言いたいところなんですが、、
制限時間内に致命的な欠陥がない状態で課題を仕上げる必要がありますので、出る問題がわかっていてもそれをこなす技術がないと合格するのは難しい試験だと言えます。
電気工事の仕事に携わっている方や近い業界の方であれば独学で対策を行うことも可能ではありますが、電気工事の業界に関わっていない方からすると独学で試験対策をするのは結構不安だと思います。
まぁ、そういった方は技能対策のみに対応した通信講座で試験対策を行うのがベストなんですが、どういった講座を選べばよいかが次の悩みどころだと思います。
そこで、第二種電気工事士の技能試験のみに対応したおすすめ講座のスペックを比較し、講座を選ぶ際のポイントを解説していきたいと思います。
まずは、こちらにスペックをまとめておりますのでご覧ください、
ユーキャン | 翔泳社 アカデミー | e-DEN |
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公式サイト | ||
講座名 | ||
第二種電気工事士合格指導講座 技能試験コース | 第二種電気工事士 短期合格特別講座 技能コース | 第二種電気工事士合格大作戦【技能対策】 |
価格 | ||
39,000円(税込) | 36,000円(税別) | 21,000円(税別) |
教材内容 | ||
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ユーキャン | 翔泳社 アカデミー | e-DEN |
技能試験用材料 | ||
アリ | アリ | ナシ |
サポート内容 | ||
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総合評価 | ||
公式サイトでチェック | ||
選ぶなら絶対に候補問題用の練習材料付きがよい
本記事でご紹介している講座であれば、ユーキャンか翔泳社アカデミーのものであれば練習用材料が付いてきますので、そちらを選ぶことをオススメします。
というのも試験対策用に組まれている内容が提供される材料を用いて作られてる部分もありますので、材料だけ別で買った場合、DVDなどで見て学習する際に映像のものと少し形状が違ったりするとどうしても違和感であったり、戸惑いが生まれます。
なので、選ぶ際は教材の中に材料も含まれているものを選ぶようにしましょう。
サポート重視か? or そこまで必要じゃないか?
技能対策用の講座として選ぶならユーキャンか翔泳社アカデミーの講座のどちらかであれば十分に技能試験対策は可能かと言えます。
あとの違いと言えば、表を見てもらえればわかる通りサポート内容を重視するかどうかになってきます。
いずれの講座も質問サービスは行っておりますので、あとは技能課題の添削指導やユーキャンのWEBサービスを使いたいかどうかのところになってきます。
特に添削指導に関しては、自分では気付かないところを指摘してもらえるので、特に初学者の方には非常に重宝されているサポートのようです。
ということを踏まえると、少しでも合格への確度を上げたい初学者の方であればユーキャン、ある程度の対策ネタが揃っていれば問題ないって方は翔泳社アカデミーという選び方でよいかと思います。
結局のところどれがベスト?
管理人的にはユーキャンか翔泳社アカデミーのどちらかであれば問題ナシという結論ではあるんですが、もう少し噛み砕いてそれぞれの講座に合う方をまとめてみました。
- 今回初めて第二種電気工事士の技能試験を受験される方
- 今まで技能試験で必要な作業をやったことが無い方
- 今まで技能試験で必要な作業を過去やったことがある方
- 基礎的なことは不要でとりあえず候補問題用の対策だけ行いたい方
まぁ、簡単に言えば全くの初めての方はユーキャン、そこそこの経験者の方であれば翔泳社アカデミーといった感じでしょうか。いずれも良い講座なので、しっかり取り組めば必ず結果が出ますので是非活用してみてください。
なお、候補問題に関するカリキュラムなどの情報が変更されることもありますので、必ず公式サイトで内容をチェックしてから選ぶようにしてください。
あと、もう1点。
どの講座を選んだ際も同様ですが、基本的に技能試験用の工具は付いておりません。
こちらは別で用意する必要があるんですが、最低限必要な工具やお得なセット工具などを以下の記事でまとめておりますので是非チェックしてみてください。